ハイローで勝率UP!ストキャスティクスを活用しよう

バイナリーオプションのハイロー取引は、何も考えずにエントリーしていては稼ぐことはできない。
勝率をUPさせるにはテクニカル指標を活用し、適切なタイミングでエントリーすることが稼ぐのに重要となる。
テクニカル指標と言っても様々あるが、今回はオシレーター系のテクニカル指標である「ストキャスティクス」について解説する。

ストキャスティクスとは

ストキャスティクスとは、時間経過とともに変化するモメンタム(勢い)を測定し、将来の値動きを予測するためのテクニカル指標である。バイナリーオプションでもよく使われている。
一般的には「買われすぎ」「売られすぎ」を判断する指標として利用されているが、正しい使い方は上昇や下落の勢いが強いかどうかを見極めることだ。
ストキャスティクスは0~100%の範囲内で変動するが、勢いが強いほど0%や100%に近い水準まで動く。
相場が転換する際は価格変化に先行していち早く反応するため、トレンドの発生を捉えることに長けた指標だ。
ストキャスティクスには、相場の動きに素早く反応する「ファストストキャスティクス」と、動きの緩やかな「スローストキャスティクス」の2種類がある。
ファストは「%K・%D」の2本のライン、スローは「%D・Slow%D」の2本のラインを使用する。
%Kは一定期間における最高値と最安値の中で直近の終値がどの位置にあるかを表したもの、%Dは%Kを移動平均のように平滑化したものである。
Slow%Dはやや遅行性があるが、%Kや%Dと比べてダマシが少なくなる。
バイナリーオプションで稼ぐにはこの指標が非常に重要なのだ。

バイナリーオプションで稼ぐためのストキャスティクス活用法

では、バイナリーオプションで稼ぐために具体的な売買のポイントを解説する。
まず、買いポイントのひとつは「%Kが50%を超えてくること」だ。
50%を超えれば上昇トレンドの発生が期待され、さらに80%を超えるようであればトレンド発生がほぼ明らかになるためである。
また、上昇トレンドもやがては終わりを迎えるが、上昇トレンドが終わるとストキャスティクスは%K⇒%D⇒Slow%Dの順で下がる。
売り仕掛けのタイミングのひとつは「Slow%Dが80%を割り込み、上昇トレンドの終わりを確認できた時点」だ。
ストキャスティクスのパラメーター設定にもよるため、売買のポイントはあくまでも一例だが、バイナリーオプションでは基本的にはこのような考え方となる。
ファストとスローは目的に応じて使い分けよう。
バイナリーオプションで稼ぐ為の丸わかりガイドブック